【DINKs×HSP】このモヤモヤ、私だけ?「子供が欲しいと思えない」誰にも言えない&共感されない悩みに向き合ってみた。

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こんにちは、皆さんもこんな会話の経験はあるでしょうか?

親戚の集まりで最も避けたいあの質問。


親戚「早くしないと、子ども産めなくなるよ」

わたしの心の声「余計なお世話にもほどがある」


このやりとり・・・。


独身だと「結婚はまだか!子供を産めなくなるぞ!」と言われ

結婚をしたら、”子供を産む”ことが当たり前のようになる。

もくじ

結婚したら、次は・・・!?お節介は、田舎の洗礼

お節介な質問シャワーは田舎の洗礼!?


さあさあ、どこにでもいる”お節介さん”

彼らに、悪気がないのは知っている。
むしろ子供が産まれたら喜んでくれる人もいるだろう。
だが、とてもデリケートで繊細な話題に土足で踏み込んでくる質問に少し傷付いてしまう
ましてや自分の意思だけで結果がついてくるものではないのだから。

お節介で傷付いたついでに、子供について真面目に考えてみる


確かに「子供を産む」というビッグイベントは、命を繋ぐためには必要なことだとは思う。
しかし、子供を産むということは人生が180度変わってしまう出来事だ。
これには、「自己犠牲」と「無償の愛」・・・そして「勇気」が必要だと思っている。

多くの女性が当たり前に「子供が欲しい」と願う。

では「なぜ、私はこんなにも悩んでいるのだろう。」

そもそも、なぜ「私には、子供が欲しい!という強い気持ちがないのだろう。」

私だって20代前半の頃には、当たり前に結婚して子供を産むのだと思っていた

しかし、年齢を重ねた今だから分かる。
それは当たり前の未来ではなかったらしい。

子供を持たない選択「DINKs」という考え方

最近では、「子供はあえて産まない」選択をする夫婦のことをDINKs(ディンクス)と呼ぶらしい。

Double Income(夫婦二人の収入)

No Kids(子供がいない)


頭文字を取ってできた言葉のようだ。

このような選択を取った方達の記事を読むと、「同じような仲間がいる」と少しホッとしている自分がいることに気が付いたのだ。

こうした選択をするに至るには、夫婦の数だけ理由がある。
それは育った環境や性格、色々なことが影響しているのかもしれない。

私はまだ産まない選択を貫いていく決心はしていないが、このモヤモヤを整理するために、今の私の気持ちを素直に記しておこうと思う。

「子供を欲しいと思えない」理由は・・・育った環境にあった!?

さてさて、本題に入ります。
子供を欲しいと思えない理由で検索すると、「子供が好きではない」「自信がない」「経済的な問題」が上位にランクインされている。

私の場合、なんだか一致しない。子供は好きな方だし、小さな頃には保育士に憧れていた。

「自信が無い」は当てはまる気がする。経済的な理由は、誰であっても見えない支出に不安になることは当たり前だと思う。

ではこのモヤモヤの正体はどこからやってきたのだろう。
影響を与えたであろう出来事を振り返っていこうと思う。

母親が早くに亡くなり、父が再婚。

実の母親は、私が14才の時に病気で亡くなった。

これは私の人生を大きく変える出来事だった。

この出来事以降、父と祖母との暮らしが始まったのだが、以前から母は長期入院が多かったので、生活自体は大きく変わらなかった。(兄は、寮制の高校に通っていた為、不在)

母の死後半年ほどして、父親には新しいパートナーが出来ていたようだ。
この頃の話はまた別の記事にしたいと思いますが、色々あり父が再婚。

現在では5人兄弟の長女になってしまったわけです。

15~20代前半にかけてポンポン!と予想外の妹3人が出来たわけです。
父の再婚も、妹が出来たこともとても嬉しかったのですが、必然的に子守りをする機会も多く、周りの友達が徐々に結婚し、子供を育て始めた頃に、私は妹の子守りを始めていたのでした!

その経験から、子供の可愛さだけではなく、過酷さを体験する機会となったのです。
多くのお母さん方は、子育てがこんなに大変だと思っていなかった!という方も多いのではないでしょうか?結婚や出産、子育てに夢見る10代~20代に間近で子育ての現実を見たからこそ、自分の子供を育てる覚悟がなくなった原因の一つだと感じています。

兄の非行と借金に振り回された過去

母が他界した頃に、寮生活を送っていた1歳上の兄。

母の死から、悪い意味でドラマのような日常が待ち受けることになります。

警察から電話がかかることもあり、高校は中退。それからも、何度もトラブルを起こし、社会人になりたての頃、当時私が勤めていた会社に借金の取り立ての電話が掛かったのです。
何度も同じ過ちを繰り返し、家族や友人に迷惑をかける兄。

それ以来、兄はいないものだと生きています。

同じ環境で育っても、このような人間になってしまう。

何度も兄の借金のについての電話対応をする父親。今までいくら兄の借金を肩代わりしたのか・・・

憔悴していく姿を見て「なぜ子供を育てたいと思ったのだろう」と思ったのを覚えています。

いや、こんな子供になると思っていなかった。が正解だと思うが。

子供は良い子に育つとは限らない。

周囲は「子供を産まないと」と勝手なことばかり言うが、誰も子育ての責任なんて取ってはくれない。

子供は可愛いだけではない。そんなことは誰も教えてくれないのだから。
問題が発生したら「親なのだから、しっかりしないと」と言われてしまうのである。


私は、両親の子育てが間違っていたとは思わないし、それでもこのような兄が出来上がってしまうのだ。

子供は同じ人間ではないし、一人の人間だ。
人権がある生き物を育てて責任を取るということに、不安以上の恐ろしさも感じてしまうのであった。

だから、「結婚と出産は勢い」これはあながち間違っていないと思う。

ペットを愛しすぎている

これは、子供がいない夫婦に共通するかもしれないが、多くの子なし夫婦はペットを溺愛している傾向にある。

我が家の場合も、例外ではない。


犬を飼いたいか?と問われると即答で「飼いたい!」と答えてしまうだろう。

これは、ひょっとして、子供が欲しい人の「欲しい!」と似たような感情なのではないかと思う。

子供を望んでいる人からは批判がきてしまいそうだが、可愛いくて愛おしい存在なのである。ただ犬の寿命は人間よりも短く、高齢になれば飼うことは難しいだろう。残しては死ねないから。

そう思うと、自分よりも長く生きる確率の高い「子供」は、自分と血がつながっている家族が生きているという安心感が得られるかもしれない。

だが、前述したように親子関係が上手くいくとは限らない。自分の寂しさを埋めるために子供を産むのは、違うのではないかと感じている。もちろん愛する夫との子供の顔を見てみたいという気持ちはあるから悩ましいところである。

犬を飼うにも結構な出費がかさむし、これに子供がいると思うと少しゾッとしてしまう。
QOL(生活の質)を保つには多少なりとも努力が必要となりそうだ。

障害がある場合、愛せるのか。

これは、親になる皆が不安なことかもしれない。私は今、精神障害者のサポートをする国家資格の取得を目指して大学に通っているのだが、勉強を進めていくにつれて誰でも障害者になり得る可能性があることを実感している。

遠い親戚には、交通事故で障害者になり、若くして亡くなった方もいた。まだ中学生だが先天性の知的・身体障害の男の子もいる。

障害にも、知的・身体・精神など様々だが、福祉系の仕事をしていたこともあり家族の大変さを間近で見ている。だからこそ、自分が母となり、子に障害があると分かっても愛せるのかと疑問に思うことがある。
綺麗ごとだけでは、子育ては出来ない。

自由がなくなる

これは専業主婦になって感じるようになったのだが、専業主婦は自由な時間はあるが、自由なお金は無いに等しい。
私の場合は、結婚を機に遠方に引越しをしなければいけなかった為、勤めていた会社を退職し、自分で経営していたマッサージ店も閉業し、主婦になった。

大学編入をしたので、毎日忙しいのですが、やはり

子供を育てるとなると、当たり前だが今のように自由には動けない。
働いていたとしても、会社員であれば産休があるが、自営業であれば完全に収入が途絶えてしまう

収入がなくなるということより、居場所がなくなることや、環境が変わることへのストレスも大きいだろう。
子供ができると時間までなくなり、今でさえ精一杯なので不安になるのは、当たり前なのかもしれない。

生まれてきて良かったと思ったことがないから

さて、「生まれてきて良かった!」と思っている人はどれくらいいるのだろうか。
私は今まで1度も思ったことがない。

しいて言うならば「生きていて良かった」と思ったことはある。

それは、今まで苦しい時があっても綱渡りのように、ギリギリで乗り越えてきた。
いじめを受けてきたわけでもないし、特別貧乏だったわけでもない。
苦労はしてきたけど、それなりに楽しく生きている。そんな私でもそう思う世の中だ。

皆さんはどうですか?

育ててくれた親に感謝・・・とよく聞くがそもそも望んで生まれてきたわけではないし、生きていくってそれだけで大変なことだ。
だから、生きているだけで皆頑張っていると思うし、そんな厳しい世の中に新しい命を産み出そうと前向きに思える程、ポジティブ思考でもない。

根本はこの、予期不安のような、起こってもいないことに問題を感じる性格が良くも悪くも思考のクセを作っているようだ。これは、性格なのか、思考なのか、変えるべきものなのか・・・今は分からない。

きっとこれから始まる新たな生活で、考え方も変化してくるのかもしれない。

最後に

産んでもいないのに、先の心配ばかり書き連ねたが総じて人生は不安だらけなのだと思う。
リスクを取らなければ、何も得られない。

本当に心から欲しいもの、やりたいこと

周りの意見や世間一般の常識は必ずしも正解ではない。流されることなく、しっかりと自分の心と向き合うべき時間が大切だと再認識しました。

次回は、日曜日更新*レンタル農園の経過報告の予定です。

それでは、今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

またお会いしましょう(^^)

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この記事を書いた人

あおいろみどりブログ管理人のPao(ぱお)です!
やりたいことが多すぎるHSS型HSPの30代主婦。
イヌとオットとの愉快な農的移住生活の様子を綴っています。地方移住を機に始めた家庭菜園やズボラを極める時短家電のご紹介、移住地での家づくり、30代からの大学編入や国家試験に一発合格するまでの勉強法などジャンルを問わず発信しています。是非お楽しみください。

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