皆さん、こんにちは!
ぽかぽか陽気でお昼寝が気持ちいい季節ですね(^^)/
さて、胃がんの手術で入院していた夫ですが、無事に退院することができました。
胃がん手術を経験された方やご家族の方は、退院後の食事の難しさに頭を抱えているのではないでしょうか?
その気持ち・・・すごく分かります!
胃切除後の食事どうしたらいい?
病院での栄養指導
退院する前に、病院の栄養士さんから食事の指導をしていただきました。
コロナの影響で、面会は一切禁止だったため、入院中の食事は写真で確認していました。
意外と普通の食事を食べていいんだな~
というのが第一印象。
栄養士さんもおっしゃっていましたが、量と食べ方に気を付ければ食べてはいけないものはないそうです。
栄養指導で教わったこと
- 1日の食事量を5~6回に分ける
- 炭水化物・たんぱく質・野菜・果物をバランス良く取り入れる。(間食は、野菜・果物なしでOK)
- ダンピング症候群に注意する
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 食後は上体をなるべく上げる
- 食事中は水分で流し込まない(野菜ジュースを取り入れる方は要注意→間食で飲む方が良いそうです)
【ダンピング症候群とは?】胃切除前は、食べたものが胃を通って腸に入っていました。胃切除をおこなうことにより、直接食べたものが腸に流れ込むことになります。こうした影響から臓器へ負担がかかり倦怠感や痛み、吐き気などの症状がおこることがあります。早期症状(食後15分から)の場合は、甘いものを食べ過ぎないようにする。後期症状(食後2時間から)の場合は、低血糖が考えられるため、甘いものを食べて対処するそうです。
※がんに関する民間療法には、四足歩行の動物や加工食品等は一切食べない方がいいという情報も多いので、どの情報を信じて、食事療法に取り組むのかは、患者とその家族の自由だと思います。
因みに、我が家が試した民間療法はコチラ↓
- 四足歩行動物の肉を食べない
- にんじんジュースを飲む(野菜や果物など)
がんへの効果は、正直分かりません。ですが、何か行動することで気持ちが前向きになるのであれば、それだけでもプラスなのではないでしょうか?
退院後は、間食時の野菜ジュースだけ続けています。
ストイック過ぎるのもストレスが溜まるからね。
退院初日の食事で学んだ~ダンピングになると辛そう~
退院初日は、夫が入院中からどうしても食べたかったハンバーガーを食べました。
えっ!ハンバーガー!?いいの!?
そう思う方がほどんどだと思います。
実は、主治医から退院前にこのような言葉をもらいました。
好きな物を食べられない人生は辛い。ダンピングを避けて無難な食事を続けるのは正しいかもしれないが、好きな物を食べてしまって気持ち悪くなったとしても、しょうがない。トライ&エラーで少しづつ体を慣らしていけばいい。
正直、この言葉に少し救われたのです。100点を取り続ける食事は本人にとっても、家族にとっても少しづつストレスになります。満点ではないけれど、60点~80点くらいを毎日目指そうと思えました。
とは言え、退院初日にハンバーガーを食べるとは、先生も想像していないと思いますが(笑)
そんなことがあり、手術も入院も耐えたしハンバーガー食べてみようか!とマクドナルドへ
内心ドキドキ
ハンバーガーは流石に胃への負担が大きそうだけど・・・
ゆっくり食べたから大丈夫だったね
食後も体調が落ち着いていたので、一安心。
夕方には少量のミートスパゲティを作り食べてもらいました。
これがマズかった!少なくしたつもりが・・・多かったみたい
出されたら全部たべちゃうな~(笑)
この後、とてつもない痛みに襲われ、痛みが出ない体勢を探す夫。
やってしまった。
明日こそは、胃に優しいものを食べようと誓う2人。
そういえば炭酸飲料を飲んだのもきっと良くなかった。
栄養士さんからもらった資料に術後半年はNGと書いてありました・・・(反省)
痛そうだったワン
今日こそは胃にやさしい朝食を
前日の失敗から学んで、肉と野菜はこぶし1つ分に量を調整しました。
ご飯は、雑穀米80gほど。写真には、写っていませんが納豆もプラスしました。梅干しは、塩分が強いのであまり良くないかもしれません。
- 炭水化物→雑穀米
- たんぱく質→豚肉と納豆
- 野菜→水菜
栄養士さんからアドバイスしてもらった栄養素の組合せはパーフェクト!
どうかな?痛みでるかな?
大丈夫!
このくらいの量が丁度良いみたい!
朝食はクリア!
【最後に】夕食でまたやってしまった。食事の難しさを痛感!~すき焼き編~
朝食で、食事の手ごたえを感じたはずが・・・夕食後にはまた痛みが出てしまいました。
食べたものは、夫が一番好きな「すき焼き」
きっと、すき焼きが悪いわけではないと思います。
なんせ出したものを全部食べてしまう夫。大鍋で自由に取るスタイルが良くなかったようです。
鍋は、自分がどれくらいの量を食べたのか分かりにくいですよね。
食べる量が多かったことが原因かなと思います。
ほんとに難しい。
このままでは、体調が心配なのでこのような本を買ってみました。こちらの本を見ると、いかに食事量が多かったかを知りゾッとしました。明日からの食事作りに取り入れていこうと思います。
同じような環境にいる方々、時には頑張りすぎて気持ちが落ちてしまうこともあるかもしれませんが、一緒に頑張っていきましょう(^^)/
おすすめ書籍
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!