皆さん、こんにちは。
今年も猛暑になりそうな気配ですね。
今日は、そんな夏にさっぱり味わえる「絶品!郷土料理」をご紹介します。
私の故郷「愛媛県宇和島市津島町」に昔から伝わる地元の味です。
大人も子供も大好きなので、是非試してみてくださいね♪
愛媛の郷土料理「六宝・ろっぽう」とは?
「六宝」とは何か?
皆さんは、六宝(ろっぽう)と聞いてどのような料理を想像しますか?
六宝とは、愛媛県南予地方(宇和島市津島町)に伝わる魚を使った郷土料理です。
愛媛県宇和島市津島町
名前の由来は諸説あるそうですが、6つの食材を使用することから「六宝」と呼ぶ説が濃厚です。
宇和島鯛めしの元祖とも呼ばれています。
沢山の郷土料理が全国にありますが、自信をもっておすすめできる愛媛の郷土料理のひとつです。
6つの宝とは?
- 生卵
- みりん
- 料理酒
- 醤油
- 砂糖
- すりごま
どの調味料もご家庭にありそうな調味料ですね♪
地元の人々が愛する理由
六宝が生まれた愛媛県宇和島市津島町は、海が近いこともあり魚に恵まれている地域だからこそ、長い間地元の人々に愛されてきたのだと推測しています。
何より、美味しい!
好きな魚を手軽に使えるという点も地域で愛されてきた理由かもしれません。
自然豊かな津島町|魅力がいっぱいです♪
いつか消えてしまうかもしれない絶メシ!?
六宝が生まれた宇和島市津島町は、消滅可能性自治体の一つ。
生まれ育った町を出た人間が言えることではありませんが、やはり胸が痛みます。
長年親しまれたこの味もいつか消えてしまうかもしれません。
私も祖母や母が作ってくれる六宝が大好きでした。
これは、我が家だけではなく幼馴染も同様で、「大人になった今でも定期的に食べたくなる味」とのこと。
かなり、中毒性がある郷土料理なのです(笑)
こんなに美味しい郷土料理・・・消えてしまうなんてもったいない!
ということで、我が家の味を再現した六宝作りにチャレンジしてみました。
祖母と母はもう亡くなっているので、自分の舌を信じて再現してみます(笑)
「 六宝 」のレシピ
必要な材料(4人分)
基本の材料はこちら
- 好きな刺身(はまち、鯛、アジなどがオススメ):食べたい分だけ
- 生卵:5個
- 砂糖:大さじ2
- すりごま:大さじ2
- みりん:大さじ8(120ml)
- 料理酒:大さじ4(60ml)
- 醤油:大さじ4(60ml)
卵の個数や魚は、お好みで調整してください♪
ボウルはコチラを使用(1Lなので沢山作れます)
作り方
簡単にできる「六宝」のアレンジレシピ
好みに応じたアレンジ
さっぱりした味付けがお好みの方は、大葉やミョウガのトッピングがオススメです♪
日本酒が好きな方は、料理酒を日本酒に変えてアルコールを飛ばさずに作るのも美味しいです。その場合は、日本酒の香りが強いので半分の量で充分。お子様が食べる場合や運転をする場合は、必ずアルコールを飛ばして作ってください♪
忙しい人向けの時短レシピ
火を使う料理はめんどくさい。
そんなあなたも大丈夫!
材料Aを混ぜ合わせて、レンジでアルコールを飛ばせば時短で簡単!
火が通らないように、卵と刺身を混ぜ合わせる前にアルコールを飛ばしてください。
「六宝」を楽しむためのおすすめスポット
宇和島市津島町|六宝が食べられるお店
長年愛されている地元のお店
地元のイベント情報|六宝&しらうおの踊り食いも!?
毎年1月頃に開催|津島しらうお&産業まつり
食いしん坊の私は、小さな頃から1番大好きなお祭りでした。
六宝の他にも、しらうおの踊り食い等沢山の郷土料理を堪能することができます。
昔は、善助餅(地元のお菓子)やいちご大福の大食い大会があったのですが・・・
今では、「六宝」の大食い大会に進化を遂げているそうです。
この大会、私が子供の頃に父が参加していて、米俵をゲットしていました(笑)
20年以上前の話ですが、改めて考えると歴史がある大会なんですね。
そんな地元民に愛される「しらうお祭り」
なんと、2024年1月開催時には、「出川哲郎さん」「あばれる君」が会場にいらっしゃったそうです◎
あの有名な、「充電させてもらえませんか?」の撮影だったそう・・・大好きな番組で地元が取り上げてもらえるなんて嬉しい限りです。
会場にいた方々・・・いいな~◎
最後に|地元の味を伝えたい
皆さん、愛媛の元祖鯛めし!六宝はいかがでしたか?
「食べてみたい!」と思っていただけたでしょうか?
六宝は、どのお魚でも作ることができるので、愛媛に行かなくてもご自宅で簡単にチャレンジできます♪
是非、愛媛の絶品郷土料理をご家庭で楽しんでみてくださいね!
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